小笹 芳央
モチベーション・マネジメント ― 最強の組織を創り出す、戦略的「やる気」の高め方
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人気ランキング : 41459位
定価 : ¥ 1,365
販売元 : PHP研究所
発売日 : 2002-12-02 |
リクルートの本社人事部人材開発課長、組織人事コンサルティング室長、ワークス研究所主幹研究員などを経て、現在リンクアンドモチベーションの代表を務める著者が、「金銭や地位はもはやモチベーションファクターにはならない」として、新しい時代の動機付け理論を提唱した1冊。 著者によると、これまでの日本企業は、「市場から稼ぎ出した利益の一定割合を、給与や賞与という『金銭的報酬』に変換し、組織拡大を実現することで昇進や昇格といった『地位的報酬』を従業員に提供していた」。だが、いまや組織の縮小により、地位的報酬の提供が困難になっているうえ、個人の就労意識の変化により、「金銭や地位はもはやモチベーションファクターにはならない」状況となっている。このような状況で求められる、新しいモチベーションの理論を提供したのが本書である。 とくに「モチベーション・マネジメントの実践」と題した第3章からは、「ゴールセッティング効果」「ラダー効果」「リンク効果」「リクルーティング効果」「オンリーワン効果」「スポットライト効果」「ナレッジ効果」など、新しい時代のモチベーション理論が続々登場し、要注目である。各理論の実践方法も、著者のリクルート時代の経験や外部へのコンサルティング活動の成果にもとづき、丁寧に解説されている。 「金や地位で動かない部下をどう動機づけるか」。新しい時代のマネジャーの課題と、それに対するヒントを示した、貴重な1冊といえるだろう。(土井英司)
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「モチベーション」と「やる気」を混同してる |
タイトルに「モチベーション」とうたっているが、動機付けはわずかしかあつかっていない。
取り上げていても、外発的動機付けばかり。内発的動機には表層的な記述しかなく、「画一的でない」と書きながら(p.31)も極限定されたステレオタイプで語っている。
実践すれば確かに効果はでるはず。だがモラールを直接コントロールしようとするこれは、ものすごく管理コストのかかる方法論だろう。
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マネージャー職の人は、読んでおいて損はない本です。 |
親友から薦められて読んでみました。思ったことは3つ。
1)ちょっと前までの自分であれば「ふんふん」って感じで分かったつもりになっただけで終わってたなと思った。資金繰り、株主価値、顧客満足、予算達成等は会社にとって must でそれができなきゃ会社は継続できん!モチベーションに拘るのは should っていうか安定している会社の贅沢でしょ。みたいに思い込んでたから。
ここ最近は「違うよね」って思う。会社の永続的成長のためには、結局のところモチベーションもしっかり大切にしたエクセレントな組織を作るしかない、というマインドセットに切り替わった。
前は、会社の継続にドキドキしながら、狭い視野で目先の数字作りのみに意識を高めすぎちゃってたかな。
2)書いてあることのかなりの部分は頭では分かっていたし、断片的に行動してきたつもりだったんだけど、ここまで徹底的に考え抜いて、体系化して、reason-whyがはっきりしてると感動。場当たり的でピンポイント抑えられてなかったと痛感。そして、反省。
3)自分がこれを理解しているだけでは駄目で、マネージャーの立場にある人たちに対して、自分がやってみせて、彼らに理解させて、彼らに行動させないと意味がない。
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やる気を引き出すために、やる気を削がないために。 |
「上司の役割は部下のやる気を削がないことだ。」
という話ををどこかで聞いたことがありますが、最近ひしひしと感じています。ある人の能力や熱意を、マネジメントする立場の人がどうこうしてやろうなどなかなかできることではありません。できるのは彼らの気持ちをトーンダウンさせないことくらいではないでしょうか。
本書は、ある程度の器量を持ったひとを指導したり組織として機能させていく際の効果的なツールとして役立ちます。
内容はやや羅列ぎみで深みがない印象がありますが、ポイントをコンパクトに押さえるためなどの、構成上やむを得ないことなのでしょう。ゆえに自分なりに工夫が求められます。
魔法の杖はありません。
石ころは石ころです、ダイヤにはなりません。
が、ダイヤを石ころにさせないためにできることはいろいろあります。本書はその過程で非常に役立つことでしょう。
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「リクルート流」人の使い方がわかる本 |
リクルート出身の某社取締役に薦められて読んだ本。下世話な言い方をすると、心理学的アプローチを用いた「人の乗せ方」のノウハウが、余すところなく紹介されている。
「金」と「ポスト」を報酬の軸とした従来のマネジメントスタイルはもはや意味をなさないとして「市場価値」「キャリア形成」「個性発揮」を中心とする新たな価値観でモチベーションを刺激し、従業員が本来持っている以上の力を発揮させるのはどうすればよいのかということがわかりやすく説明されている。それに加えて、明日からでも使えそうな具体例がたくさん示されているので、世代間のギャップに悩む管理職にとっては使える一冊だろう。
この本を読むと、マネージャーとかリーダーは「なるもの」ではなく「育てるもの」だとひしひしと感じる。ビジネス誌などで何かと話題となる「リクルート流」の人の使い方に触れたい人も読んで損はないはずだ。
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ここんとこ、煮詰まってるなー、さえないなー、と感じている方にお勧め |
さらっと、一気に読めて、読後感もさわやか。
ふんふん、なるほど、よし、いっちょ、やってみるか、と前向きになれる本。
ここんとこ、さえないんだよねー、と軽い落ち込み状態の人にぴったりの本であると感じる。
好みの問題であるが、具体的事例の章は、個人的にはなじめなかった。
読みやすさを優先したのかもしれないが、言葉足らずに感じる。
思考の切り替えの論拠が、ちょっと、こじつけに聞こえてしまう。
(もちろん、ちゃんと全体を通して咀嚼すれば、それはこじ付けではないことは理解できるのだが)
個人的には、もう少し、具体的事例には丁寧な解説が欲しかったところ。
その部分が個人的にはマイナス評価だが、すっと読めて気持ちが明るくなるこの本は、お勧めできる。