小笹 芳央
モチベーション・リーダーシップ 組織を率いるための30の原則
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人気ランキング : 3527位
定価 : ¥ 882
販売元 : PHP研究所
発売日 : 2006-05-19 |
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リーダーシップ論の決定版 |
リーダーシップについて書かれた本は多いが、その中でも本書は非常に有用だと思います。部下をひとりでも持ったことのある人なら「なるほど」と思えるようなヒントがたくさん見つけられます。リーダーシップをここまで具体的な方法論に落とし込んでいるのは見事。手元に置いておいて実践で試してみたいと思うような本です。
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合理的リーダーシップ |
リーダーシップについて書かれていますが、非常に中身の薄い内容でした。
人間性にアプローチしていると言うより、「システマチックな人材マネジメント手法」または「合理的リーダーシップ」という感じでした。
人事部出身というだけ合って、型にはめようとするようないわゆる「人材査定」のような感覚を受けました。
人事部の人には喜ばれるかもしれませんが、心に響くものはありません。
また、30の原則ということで30紹介していますが、同じ事が何度も出てきたような印象を受けます。
うまく整理すれば50ページもいらないのではないでしょうか?間違いなく書き下ろしではないでしょう。
著名なコンサルタントだけにがっかりです。
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リーダーシップ論というより、マネジメント論 |
リンクアンドモチベーション(L&M)社社長による著書であるが、内容的には、事業の発展段階について述べたり、モチベーションに影響をおよぼす外部環境としての、ビジネスニーズへの対応方法に言及したりもしているので、リーダーシップ論というより、マネジメント論、しかも新興ベンチャー企業幹部向けと言っても良いだろう。
これまで見聞きしている、L&M社の「売り文句」とほぼ合致している。これでL&M社が伸びていること自体は、日本のリーダー育成にとってポジティブなことである。
モチベーションは経営全般に依存するという意味では、心理的な面だけに限定していないところは正しい。ただ、「モチベーション・リーダーシップ」というタイトルで、書物にするのならば、ビジネスを中軸としながらも、もっと従業員の内面的な部分を追求したモチベーションの本質論まで、掘り下げてもらっても良かったと思う。
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経営とは、有限の資源を効率よく配分することである。 |
最近、「モチベーション」というキーワードが気になって
おり、小笹氏の著作を何冊か読みました。今回は、今までの
著作のダイジェスト版のようで、エッセンスが凝縮している
と思いました。
感銘を受けたところ
○経営者は自分を「株式会社」と捉え、アイカンパニーの経
営資源が何で、どこに重点的に投資をするか配分しなければ
ならない。
○ビジネスとはコミュニケーション活動である。独立起業す
ることは、世の中に対して伝えたいことを発信し、自ら「業」
を「起こす」事である。
○多様化から単一コンセプトへ。経営とは「集中」と「選択」
である。あれもこれもやるのは、経営とは言えない。これは
「やらない」と切り捨てることが、マネジャーの本当の仕事
だと私も思う。
大学時代に経済学の最初の講義をまだ憶えています。教授から、
「経済学とは何をする学問でしょうか?」という問いが学生に発
せられました。大多数の学生が、「お金をもうけること」、
「経済を発展させるための方法」などの回答をしていたように記
憶しています。
教授からの正解は、下記の通りでした。
「有限の資源を効率よく配分する方法について考えるのが、
経済学である。」
まさに目から鱗が落ちる思いでした。今でも憶えているので
すから、強烈な印象です。これを学んだだけで、大学に行った
価値があったと思えるぐらい重要な概念です。
経営も限りある資源(人・モノ・カネ・情報・時間)を効率
よく配分することで、会社が存続し雇用を確保し、利益を生み、
拡大再生産ができると思います。
○信頼とは「約束」と「実行」の積み重ねによってしか築き上
げることはできない。
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モチベーション分野の基本書となりうるのではないか |
組織の構成員の視点からと、組織を管理する経営者の立場からと両方の視点からモチベーションのあり方、高め方が分かりやすく解説されている。人的資源の管理というのは、数ある経営学の分野の中でももっとも未成熟な分野であり、とりわけ、モチベーションの高め方ということについて決まったセオリーがあるわけではないが、このような状況の中で、本書は、著者独自の考え方も加えつつ、よくまとめられていると思う。特に、組織の特性(農耕型か狩猟型か)によって必要な人材も異なり、そのような人材の集め方、育て方やモチベーションの高め方もハード面、ソフト面の両面から工夫する必要があるということがよく分かり、勉強になった。密度の濃い良書である。